愛知→埼玉→埼玉→埼玉→東京→千葉

2年前の国分寺に引っ越した日にこのブログに記事を書いて以来更新してなかったけど、また引っ越したのでブログに記事を投稿します。

 

タイトルに書いた通り、転勤で愛知へ引っ越して、転職して実家に戻り、そこから岩槻→所沢→国分寺→市川と引っ越した。2年前の記事に書いた通り、国分寺から一人暮らしを続けているけど流石に一人で過ごすことには慣れた。

料理、洗濯、掃除は一通りちゃんとできるようになったし、生活の質も名古屋にいた頃に比べると圧倒的に上がった。昔はコンロで火を使うこと自体が稀だったし、食事はコンビニの弁当や外食メインだった。健康的にも財布的にも自炊した方が圧倒的にいいのは分かってたけど、仕事に追われてそんなことを気にする余裕は一切なかった。今は在宅勤務メインだし、仕事しながら家のことをする余裕がある。家と会社の移動時間がいかに人を疲弊させるか、効率よく生きることの阻害をしているかが分かった。

家にいる時間が増えた分、家の環境を良くするようにしていった結果、これまでの人生上で部屋のモノが一番多い状態になった。引っ越しするときにある程度捨てれば良かったけど、1Kから1DKになることもあって、全部そのまま持ってきてしまった。部屋の中にはある程度収まったけど、やっぱり無駄だと感じるものはあるしこれから捨てていきたい。その中には元カノと同棲してたときのものもあるけど、不要なものは積極的に捨てていきたい。必要だったとしても買い換えてしまくらいの気概でいたい。

国分寺市に住み始めた頃は33歳だったけど、今はもうすぐ36歳になると思うと人生煮詰まってきた感じもする。ここからの5年間をどう生きるかが、その後の人生も大きく左右しそうな気もしている。
そんな人生における重要なステージを今いるこの部屋でこれから過ごしていく。環境的には何不自由ない環境なので、後は自分の生き方次第。たまたまだろうけど、競馬も10年ぶりくらいにプラス収支の状況。これから昇っていく人生の幕開けかもしれないし、ただの上振れているタイミングなのかもしれない。でも、今は昔に比べたら色々と楽しいし、「死にたい」と思うこともほぼなくなった。しんどい気持ちはあっても、最終的には「どうでもいい」と昇華できるようになった。ただ、身体的に痛みが出たりすることが徐々に増えてきたので、これからは精神より肉体的な健康を重視していくべきなのだろう。

今の部屋には契約更新タイミングの2年後に引っ越すかもしれないし、ずっといるかもしれない。何にしても良い40代を過ごすための準備期間として、この千葉にいるであろう5年間を大切にしていきたい。

涙、涙の日曜

この度、わたくし一人暮らしを再開しました。

念願(?)の都民となりまして、これからは中央線ユーザーとして生きていくことになりました。引っ越してまだ数日なので、周辺の雰囲気も掴み兼ねてはいるものの悪くない街ではありそうです。

 

一人暮らしは名古屋にいた時以来なので、4年ぶり。名古屋から戻ってきた後は実家にしばらくいたし、その後はパートナーと同棲。その関係が解消、同棲も終わりを迎えたため、一人暮らしを再開することになりました。

彼女と付き合ってた2年半は楽しかったという言葉で収めておくとして、とりあえず今の感情をここに留めておきたいので記事を書きます。

 

2019年3月から同棲を始めて、2021年7月に解消。2年と4か月の間、同じ家に一緒にいた人がいないことが思っていた以上に辛い。最後の数か月はあまり家にいないことも多かったけど、犬がいたし、一緒に暮らしていた部屋、モノがあったのでそこまで寂しさを感じることもなかった。引っ越しにあたって、彼女がモノを少しずつ新しい家へ運び出していき、部屋の中が広くなっていってようやく何かもやもやした不安な感情が出てくるようになった。彼女の荷出しの手伝いをすることはその感情をより膨らませるような気がして進んで手伝いたくはなかった。
自分のモノを自分で整理して荷造りすることは不思議と辛くなかった。「持っていかないからあげる」と言われた元々は彼女の所有物だったモノを見ることに強く寂しさを感じた。
双方のモノがなくなり、部屋を明け渡す最終日。モノがない部屋と彼女がいるその空間は入居時のあの期待と不安が入り混じった気持ちを思い起こさせた。でも、今回は終わらせるための時間であり、一人になるための行為。ここを出ればもう戻ることはできず、後はお互いの新しい家へ向かうだけ。気持ちが向かなくとも淡々と確認作業は進んで部屋を後にする他ない。
部屋を出て、駅へ向かう歩きなれた道も二人で歩くのはこれで最後。電車に乗り、同じ乗れる範囲までは時間を共にしたが、終わりの時間は確実に近づいている。最後の電車を待つとき、どうしても涙が抑えられなかった。全部悪いのは自分だと分かっているからこそ何も言えなかった。彼女が乗った電車を見送って、涙目で一人で新しい家へ向かう自分がどんなに情けない姿だったかは想像に難くない。

まだ荷物も十分に片付いておらず、段ボールを空けたり、何か事あるごとに彼女との生活を思い出し、辛さを噛み締めることがこの先幾度となくあると思う。新生活の2日目で半べそをかきながら、こんな文章を書いているようでは先が思いやられる。ただ、こうやってアウトプットすることに何か意味があるような気がしているので、繰り返して少しずつ今の辛さを緩和していきたい。同じ失敗をしないためにはこれから何をしなければいけないのかを考えるだけの余裕が今はないので、もうしばらくは感傷に浸っていようと思う。2021年7月11日の日曜日の夜はそんな思いです。

浦和最高!!

みなさま、あけましておめでとうございます。

2019年始まってしまいましたね。今年が何の年かはみなさんご存知でしょうか?

平成最後の年というのはありがちな回答ですね。もちろん、それも日本において重要な出来事です。しかし、もっと重要な国民的なイベントが今年には予定されています。それは記念すべき第1回浦和JBC!!!2019年の11月開催予定!!!!!!

2020年の東京オリンピックは所詮2019年浦和JBCのおまけに過ぎません。2019年に限っては競馬最大のお祭りであるダービーも、日本競馬の夢である凱旋門も浦和JBCの前座です。2019年に開催される全てのレースは浦和JBC、浦和競馬場のクソコースに通じる道となるのです。来る11月4日(祝)に向けてお金を貯めましょう。そして、思う存分浦和JBCを楽しみましょう。

今回はそんな浦和JBCをみなさんが全力で楽しめるようにするため、浦和JBCのテーマ曲を紹介したいと思います。

まずはこの曲を聞いてください。浦和が最高であることが分かると思います。 

この曲はあの名曲、「ら・ら・ら大黒摩季」です。

リンクを貼っておくので、名曲を純粋に聞いてみてください。

www.youtube.com

 

もうここまで来れば分かると思いますが、この曲は2019年浦和JBCに向けて作られた曲です。しかし、少し歌詞に浦和要素が弱いみたいなので、改良して完全なテーマ曲にしたいと思います。浦和初心者の方にも分かりやすいよう、解説も併記していきます。

 

「う・ら・わ(2019年浦和JBCのテーマ)」

懐かしいにおいがした 松屋不二家前 *1

観戦中ってもっと 楽しいと思ってた

外2出すのは簡単なのに 先行持続するのは… *2

ら・ら・うらわ~ うらわ~ うらわ~

今日と明日は繁田に逢えない *3

 

ピンクやコバトンは いったい誰のもの?

とっても寂しいから とりあえず置いてます *4

夢があるのはいいのだけど こんなヘタクソな真じゃ… *5

ら・ら・うらわ~ うらわ~ うらわ~

今日も明日も岡田に逢いたい *6

 

前が垂れるのはナゼ こんなに早いのだろう

あっという間にもう こんな位置だし 追いもしないし 冨田しかいないし…ねえ *7

ら・ら・うらわ~ うらわ~ うらわ~

何かやらなきゃ小久保は勝てない *8

 

ヤリの噂 暮れの浦和 ただのヤラズだったりして

振り返ればヤリばかりで ついヤラズを忘れてた *9

これから見越 何をどうして 賭けていけばいいんだろう… *10

ら・ら・うらわ~ うらわ~ やっぱり

今日も明日も浦和が最高 *11

 

ら・ら・うらわ~ うらわ~ だけど

今日も明日も小久保に逢えない

ずっと ずっと ずっと…一緒に 豊和 *12

 

*1 南浦和東口を出て直進して信号を渡った先にある松屋不二家のこと。浦和競馬場行きのバス停はこれらを右手に見て直進した先にある。バスの乗客からは懐かしいにおいがする。

*2 浦和競馬によく見られる外枠からの張り切って先行して外2番手を取った馬が3コーナー過ぎたぐらいから手応えが怪しくなる現象。浦和競馬場は基本的にはインが有利すぎるクソコース。

*3 浦和所属の騎手、繁田健一。内ラチの魔術師。浦和の騎手の中では乗れる方。他場開催でもまだ買える。

*4 南関東競馬4場にはそれぞれのマスコットキャラ(大井:うまたせ、川崎:カツマルくん、船橋:キャロッタ)が存在しており、大きいレースがある日にはマスコットキャラのきぐるみが場内をうろついている。しかし、浦和には公式的に存在しておらず、やむなくそういう日には埼玉県のマスコットであるコバトンが出張ってくる寂しい状況となっている。そのため、非公式ではあるが、ファンサービスがとても良く多くの人から愛されている浦和所属の騎手である内田利雄、通称ミスターピンクがマスコット的な位置となっている。

*5 浦和所属の騎手、山崎真。壊れた水鉄砲。何をさせてもイマイチであり、浦和開催でも来たら事故レベルの騎手。

*6 浦和所属の騎手、岡田大。浦和のエース。浦和開催では切ると痛い目を見る。黒帽子(2枠)の岡田はガチ。

*7 浦和の冨田厩舎の馬はだいたいいつの日も、どこでも走っている。

*8 2018年10月に厩舎所属馬から禁止薬物が検出され、所属馬が全馬出走停止となった。他の地方馬とまともにやり合える浦和の厩舎は小久保厩舎のみだったが、結局はクスリの力だっということだろうか。小久保最強。

*9 暮れの年末は競馬界も年末調整の手が入り、普段よりも多くヤリが横行する。見極めて馬券を買えるようになれば、浦和マスターと言えるだろう。ヤリと見せかけたヤラズもあるため、騎手の配置や枠順だけで判断するのは危険。同レースに出走する他馬とそのオッズをよく見る必要がある。

*10 浦和所属の騎手、見越彬央。敗戦処理のヤラズによく使われているが、人気馬に乗っているときは下手なりに持ってくる。

*11 浦和は最高である。

*12 浦和所属の元騎手、折笠豊和。最大連敗数の記録保持者であり、騎手歴17年で勝利数は4勝という浦和が誇る名騎手。勝負になる馬に乗せてもらえていなかったこともあるが、絶望的に騎乗技術がなかったこともこの勝利数の少なさに繋がっている。2017年1月に引退したが、いまだに浦和競馬ファンからは愛されてやまない裏マスコットキャラ。

 

 いかがでしたでしょうか?この曲を11月4日までに覚えて、当日皆さんが口ずさんでいることを強く願うばかりです。それでは、浦和JBCの成功を祈願して、いつもの言葉で締めくくりたいと思います。

 

 

 

「浦和最高!!」 

 

ギャンブル依存性の彼

彼は競馬が第一だった。私が大切にしたい日でも競馬があれば、レースに夢中になっていた。賭ける金額も適度な金額とは思えなかったが、そのことを指摘すると彼はその度に不機嫌になった。勝った日の機嫌は良かったが、負けた日は寝るまでずっと不機嫌だった。時には理不尽な罵倒を受けることもあった。

それでも、私は彼のことを嫌いにはなれなかった。競馬で負けているとき以外は優しかったし、波長の合う人だった。競馬で負けても、金銭的に甘えることはしなかったのも何だかカッコイイと思っていた。それに競馬の話をしている彼はとても楽しそうで、すごく魅力的な男性に見えた。競馬のことはよく分からなかったけど、競馬の話を出来る限り私にも分かるように話してくれるのが好きだった。

一度だけ私がお願いして、競馬場でデートをしたことがあった。彼は馬券の買い方を丁寧に教えてくれたし、私も少しだけ馬券を買っていた。彼も自分で予想して馬券を買っていたけど、その日は調子が悪いらしく外れ続けて、少しずつ彼の機嫌が悪くなっていくのが分かった。こんな時は下手に機嫌を取るよりも、話しかけないほうがいいのは分かっていたので、黙って後ろにくっついて馬券を買っていた。

予想の仕方もよく分からなかったので、私は適当に誕生日だったり、その日の日付だったりで数字を適当に選んで馬券を買っていた。そんな風に適当に買っていた馬券がたまたま当たって、大きい配当が取れた。結果が表示されるまで私は気が付かなかったが、当たっていることに分かった後、彼に「いいやつ当たったよ!」と報告した。しかし、どうやらそのレースは彼が大きく賭けていたレースらしく、しかも彼の予想は全く当たってなかったようで、私の適当に買って当たった馬券を見て彼は激怒した。

周りにたくさんの人がいるにも関わらず、「お前みたいな適当に買う奴が当たるのはおかしい!」と私を怒鳴りつけた。何がいけなかったのか私には分からなかったが、彼を宥め、当たったお金で美味しいものでも食べようと誘ったが、それから最後のレースが終わっても彼は一切口を利いてくれなかった。帰りにはどこかのお店に入ることもなく、そのまま帰宅した。

競馬デートの日からしばらく経って、「あの時はごめん。」と急に謝られて、当たったお金で美味しいもの食べに行こうと誘われた。当たったお金はそのまま残してあったので、一緒に少し高いイタリアンに行った。食事中、彼はずっと私が当てたレースのことを話していた。私はたまたま当たったのだが、彼なりに何故その結果になったのかを考察していたらしく、長々と説明してくれた。話している内容は「ヨシトミ」という単語が頻繁に出てきたくらいで理解は出来なかったが、楽しそうに話す彼を見て私も満足だった。

この時以来、競馬場でデートはしていない。当たったことの嬉しさよりも、彼がずっと不機嫌だったことが私には辛かったし、あんな風に彼を怒らせてしまう競馬が怖かった。あの日から競馬をしている最中には彼には話しかけないようにしてるし、私自身も競馬からはあえて距離を取っていた。でも、それは現実から目を背けていただけで、彼が競馬が原因で身を崩していくのを黙って見ているだけとなってしまったことを後悔している。

彼がいわゆる「ギャンブル依存症」であることに気が付いたのはその少し後だった。もしも、私がちゃんと彼のことを考えてあげられていれば、彼はあんな大きな失敗をしなかったかもしれない。救ってあげられたかもしれなかった。

馬券の損益分岐点を考えてみる

馬券から離れて一週間。競馬に興味はあるけれども、馬券に未練を感じていない。いつか買いたくなるのかもしれないけど、今の気持ちを大切にしていきたい。

今回は馬券の損益分岐点について考えてみたい。意味が分からなくても読んでください。読めばわたしの病気具合が分かると思います。共感した人も病気です。素直に認めましょう。

そもそも馬券に損益分岐点なんかあるわけもなく、以下に続く内容は馬券を買う人特有の思考みたいな話です。馬券から完全に離れてしまったら、特有の感覚を失ったら、きっと書けない記事なので今書きます。いつの日か、いい思い出になると思うので。

馬券を買わない人からしてみると、「負けた金額分のお金があれば、~できたのに」ということが真っ先に思い浮かぶと思います。このタラレバは馬券購入者には通用しません。馬券に使ったお金で夢を買っています。外れたのは結果論で、買ったときはいくら増えるかしか考えていません。負けたときのことよりも、勝った未来の方が思考として優先されます。なので、あまり苛めないであげてください。

話が逸れましたが、その負けてしまった「金額」と「できたかもしれないこと」を天秤にかけて、馬券を買うほうが得か、買わないほうが得かを考えていきたいというのが今回のテーマです。「金額」については1レースにおける一定の組み合わせの券種が買える金額で書きます。馬券は青天井なので1点100円という縛りもつけます。

 

(1)100円

■馬券

全ての馬券の基本であり、最低レートです。単勝を買うもよし、複勝を買うもよし、三連単一点買うもよし。そもそも、複勝とワイド、同着を除けば的中の組み合わせは1つしかないのだから、これが究極とも言えます。

■できること

安めのジュースやパン、あるいはお菓子などが買えますが、消費税も上がってきていることでワンコインだけで買えるものは少なくなってきていると思います。どうせなら馬券を買いましょう。無限の可能性があります。

 

(2)300円

■馬券

馬連、ワイド3頭ボックスが買えます。人気2頭+穴1頭で堅実にいくもよし、穴3頭で大きめの配当を期待するもよし。色々と幅広い楽しみ方が出来ると思いますし、馬連なら万馬券も狙えます。ワイド3頭ボックスはうまくいけば3つ全て的中になることもあります。これはとても気持ちがいいですよ。

■できること

コンビニでパン、おにぎり、ホットスナック、飲み物、お菓子あたりは不自由なく買える金額です。組み合わせ方次第ではおにぎり2つ、お茶1つもいけるでしょう。立派な食事です。でも、1食我慢すれば万馬券の夢が見れます。

 

(3)600円

■馬券

馬連、ワイド4頭ボックス、あるいは馬単三連単3頭ボックスが買えます。4頭拾えるので、穴もより狙いやすくなります。また、馬単は大体が馬連の倍の配当になるので、うまく狙えれば効率よくお金が増やせます。そして、馬券最大の配当が期待できる三連単も楽しめます。夢はますます広がりますね。

■できること

普通のお弁当が買える金額です。お店に行っても、十分な食事が楽しめます。また、交通費としても少し遠出ができます。コミックも1冊買えます。食事だけでなく趣味も楽しめる金額です。しかし、遠くに行くよりも、漫画を読むよりも、美しいサラブレッドが駆け抜ける熱いレースを楽しむことの方が人生において意味があるのではないでしょうか?どうせなら三連単を当てる快感を味わってみませんか?

 

(4)1000円

■馬券

馬連、ワイド、三連複5頭ボックスが買えます。5頭も選べる贅沢を味わえます。自信がないときにオススメです。また、1番人気を消した2~6番人気のボックスは案外オッズが跳ねあがることもあります。もうこれはジャパニーズドリームです。しかし、1レースで使う金額が4桁に入ってくると財布が薄くなるスピードが加速します。ヒリつきましょう。

■できること

うまくやれば1日過ごせます。どこかの施設で数時間潰すこともできるでしょう。

食事に使えば満足のいく量、質の食事が期待できます。少し高めの喫茶店のコーヒーを飲むのも良いでしょう。QOLの向上を図れる金額です。ですが、一つだけここで思い出してください。ミスドでたくさん並んだドーナツから5つ選べるあの幸せを。いきましょう、1000円で夢を掴みましょう。

 

(5)2000円

■馬券

馬単5頭、三連複6頭ボックスが買えます。GⅠなどで売上がある大きいレースで混戦時はこのような馬券が思わぬ配当にありつける近道です。情報量も多いため、6頭を選びだすのは難しいかもしれませんが、それも馬券の楽しみ方の一つです。人気馬だけではなく、穴を入れないとこのあたりから取ってマイナス(トリガミ)が発生しうるのでそこは注意しましょう。

■できること

一般的な生活におけるだいたいのことはできます。映画だって見れちゃいます。漫喫、カラオケに行くのもいいでしょう。スパやサウナでもお釣りが来ます。気分をリフレッシュすることで人生がうまくいく気がしてくる金額です。でも、これらは実はもっと安く済ませられることでもあります。同じ充実感を得られるなら、あえて2000円を使う必要はありません。GⅠを当てにいきましょう。友人に自慢もできます。

 

(6)6000円

■馬券

三連単5頭ボックスが買えます。組合せ次第では10万、100万の配当まで見えてきます。帯(100万円以上の配当)を取れたら、贅沢の限りを尽くせます。海外旅行にだって行けちゃいます。6000円で人生を変えましょう。三連単なら配当も5桁が基本なので、一回当たりさえすれば大体原資を回収できます。

■できること

小旅行もできるし、かなりいい食事を楽しめます。後輩や部下に軽く食事を奢ってあげることもできます。飲み会なら二次会まで十分に楽しめるでしょう。人間関係を発展させるのに有効な金額です。これはさすがにと思うでしょうが、人は夢を見て生きるものです。6000円で掴める夢があるなら、挑戦してみませんか?人生を変えるきっかけを掴んでみませんか?あなたならやれます!共にいきましょう!

 

書いた通り、人生に彩りを与えるために馬券は悪くない手段です。何かを犠牲にしなければ、望むものは手に入らないのが世の常です。今あるお金で馬券を買って、よりよい人生を送るチャンスに手を伸ばしてみませんか?

馬券は余裕資金で楽しみましょう。

 

競馬お休みのお知らせ

先週、ダービーだとはしゃいだ記事を書いたにも関わらず、こんな記事を書くあたりで結果はお察しでしょうが、26日~27日の出来事を書きたい。そして、タイトル通り一旦競馬から離れたい。

26日は府中競馬場でツイッターの人たちと競馬オフをしました。予算は5万と決めて

1レースから馬券を買い始めましたが、10レースまで的中0。この時点で半分死にそうになっていましたが、勝負レースにしていた10レース。財布の中には6万5千円ぐらい元々入っていましたが、残りは1万9千円まで目減りしており、予算内で済ませるなら後使えるのは4千円。しかし、4千円でここからマクるのはほぼ不可能。というわけで、2番人気の単勝に財布の中身をオールイン。予算オーバー、そして外したら財布は空、残りのレースを辛い気持ちで見ていかねばならないリスクを背負って馬券を握り締めました。結果はハナ差で1着。逃げていたため、レース中は「残せ!!!」と叫びまくり、勝ち切ったときは飛ぶように跳ねて喜びました。ここで6万と少しの払い戻し。残った京都11R~東京12Rでまた1万近く失ってマイナス領域で終了。その後も飲みながら、ナイターで開催されていたばんえいと高知をネットで買っていました。そして、朝まで楽しく飲んで解散しました。

この1日の流れを見ただけで競馬やらない人からすると色々おかしい要素が転がってると思います。まず予算の5万。給料が入って久々に現地で競馬ができるからといってこんなに使う必要はどこにもありませんね。そして死にそうになりながらひたすら毎レース買ってること。なんで外れ続けるのに馬券を買うのか。現地いるから仕方ないとかではなく見送ることはできないのかと。そして、勝負レースということで財布の中身をオールインする行為。当たったからいいものの外れたら悲惨も悲惨、負ける未来は想像できないのか。さらにこのレースで狂ったようにはしゃいでるのも傍から見たら異常だったはず。最後に現地で終わった後もネットで地方競馬に手を出していること。これはもう完全に病気です。

27日は病気の度合いがさらに加速していきます。6時半くらいに家に着き就寝。その後、10時半くらいから起きて、ネット口座に入れていた6万円を使って競馬スタート。ダラダラと高レートで買い続けて、一回も当たることなく残高はあっという間に0。ダービーが買いたかったのにこれでは買えないとWINS浦和へ。財布の中には土曜日の残り4万円。ダービー含めて6レースくらいあるので、それで10万ぐらいにしたい、プラスじゃなくていい、取り戻したいと考えていました。ところが、ここでも一切当たらず財布が空になりました。最後は東京11Rの武豊を買って、キレイに3頭に差されて4着。どれも買おうか悩んで消した馬だったので、もう完全に嫌になりました。結果、10万円負け。口座にはまだお金は残っていましたが、それを引き出して最終に臨まなかったのは成長です。以前なら間違いなく口座の金も全て使っていました。成長ではなく、病気の症状がほんの少し緩和しただけですね。

土日でこんなに負けたことも含め、そもそも何がしたくて馬券を買っているか分からなくなり、競馬から離れようと思いました。土曜日は飲み代がカバーできるくらい取れたらいいという思いはありましたが、日曜日はもう意味不明です。死んだほうがマシです。レートを下げてやれたら幸せなんでしょうが、負け続けたら確実にムリになります。手元にあるだけ使います。

なので、もう借金完済まで競馬をお休みします。競馬に使っていたお金は返済に回しながら、服とか形に残るモノ、あるいは思い出に残る旅行とかに使っていきたいと思います。予定では今年の12月には完済予定なので、有馬記念には戻ってこられるはずです。それでは競馬民の皆さん、有馬であり(会い)ましょう(笑)

※競馬関係でできた人間関係は大切にしたので、競馬オフはしなくても飲みになら行きます。遠慮なく誘ってください。

競馬で勝てない僕らの強がりをひとつ聞いてくれ

つまらない競馬のお話です。

競馬はいろんな楽しみ方がある。何に主体を置くかってことで、馬、騎手、厩舎、馬券あたりがメジャーなところ。競馬場そのものが好きな人とかもいるのかな。浦和最高。

 

馬は競馬がブラッドスポーツであることを考えれば、これ以上楽しめる要素はないかとも思う。スターホースでなくても、自分が好きな馬の子供が走れば、それだけで応援したくなるし、勝てば嬉しくなる。走るためだけに生まれてきた競争馬に一般人がしてあげられることは少ないけど、精一杯応援することが一番大切だと思う。それぞれの思いを乗せて走る馬は本当にカッコイイし素晴らしい。たとえそれが高知の馬でも。

騎手も競馬にも欠かせない要素。彼らがいるからレースが成り立つ。騎手でそれぞれ巧拙はあるけど、毎レース毎レース命がけで馬に乗っている彼らを誰が馬鹿にできるだろうか。でも、クソみたいな騎乗されるとすごくイラっとくる。ごめんね。レース外の彼らはとても魅力的な人間で、そういうところにも競馬の面白さがあると思う。馬がいて、騎手がいるから、競馬は面白い。

厩舎は馬を育てるプロ。彼らがいかに馬を育てるかで大事なレースを勝てるかどうかも決まってくる。馬は機械ではなく、生き物なので毎回決まった動きなんて出来ない。そういう微妙なところを調整して、レースを見ごたえあるものしてくれるのが厩舎スタッフの皆さん。裏方的な側面も強いけど、重要な要素。やっぱり応援していきたい。

 

さて、馬券。競馬をギャンブルたらしめる最大の要素であり、現代日本競馬において必要不可欠な要素。どうやって日本の競馬が成り立っているかを知れば、一番重要な要素と言えるかもしれない。前述したように競馬への関わり方は様々あるけれども、一番数が多いのは「馬券を買う」という関わり方のはず。そうであってくれ。

「馬券を買う」という行為はお金を賭けて、的中すれば全体賭金の75%の中から配当金を得られる。細かく言えば多少の差はあるけれども、結局はこういうこと。つまり、賭けた瞬間に25%は胴元の懐に入る。その残りを馬券購入者、的中者で分け合う。競馬やらない人にとっては、この時点で馬鹿馬鹿しいものだと感じたりするのだろうけど、参加費みたいなものでもうこれは諦めるしかないと思っている。やむを得ない。当たればお金はとりあえず増えるのだから、そういう前提は無視したい。

「当たれば」の話だけを書いているけど、外れたらどうなるか。何も難しい事はなく、賭けたお金がそのまま消えて、手元には紙クズが残るだけ。ある程度、この未来は馬券を買う時点で覚悟していることではあるけれども、当たる方の未来に期待してお金を使う。それはもう湯水のごとく。気がつけば財布が薄くなっている。たまに小銭だらけで厚くなっていたりもするけど、お札はなくなっている。

外れたことが分かる瞬間は賭けている金額が大きいほど、後悔の念が強いのだけれども、少額でも非常に惜しい外し方であったり、万馬券が取れそうで取れなかった時も非常に悔しい。この悔しい気持ちがさらに馬券購入を促進させる。個人的な考えからすると、1万負けたあたりから段々おかしくなってくる。不必要に賭けてしまう。買うはずのなかった馬券を、普段買わないような買い目を。それがたまに当たることもあるから競馬って怖いんですよね。

過去に勝った経験ほど記憶に残っていて、今回もイケると思ってしまいがちだけど、個々のレースは個々の事象であり、あの時当たったからといって今回当たるとは限らない。そんなことは分かっていながらも、何か神がかったものを感じてマークシートに記入を行い、最後の金を投入し、馬券を買う。そして外れる。この負けた経験は次に活きない。なぜなら、忘れるから。こう買えば良かったとは思うけれども、買わなければ良かったとは思わない。なぜなら、馬鹿だから。

結論を書きます。普通に考えれば分の悪い勝負を分かった気になって臨み、当たり外れを繰り返し、熱くなって、後悔して、最終的にはお金が無くなる。そして、昼飯が食えなくなる。競馬が悪いんじゃなくて、わたしが悪いんです。以上。

 

最近、勝ったり負けたりの繰り返しで、自分が何をしたいかがよく分からなくなったのでとりあえず思うつくがままに書いてみた。この記事を読んで、競馬を好きになるか、競馬を嫌いになるかは人それぞれだと思うけど、一つだけ言えることは競馬には夢があるってこと。

今週の日曜日はダービー。あなたの夢はなんですか?