29年と11ヶ月と30日くらい生きた人

タイトル通り。2017年8月31日で30歳になる。10年は一つの区切りだと思いうけど、明日もきっと普通に仕事が終わるだけだろう。今更祝ったりもしないし、そのような相手もいないので。20歳になった時の誕生日の記憶がない。きっと普段と変わり映えのしない一日だったのだろう。当時は学生だったはずだが、バイトと酒に明け暮れていたような気がする。確か1つ年上の女の子と飲んだりして、家に泊めてもらってたりしてた時期だったと思う。結局、その人とは何もなかったのだけど。

22歳で大学を何とか卒業して、そのまま就職。それからはあっという間の8年間だった。働き始めた頃は自分が何をしているかも理解しないまま、ただ言われたことを消化していた。そんな感じで全然大したことなかったのに無駄に生意気だったように思う。働き出して1年目なんてそんなもんですかね。最初は地道に貯金したりしていたのに、秋くらいから競馬を覚えてしまった。ここからが転落のスタート。まだ底は見えていない。

20代前半という勢いもあって合コンに行ったり、色々彼女作ろうとしていた。結果は散々。女はクソだとか言っていた気がする。ついでに2回くらい新宿でぼったくられた。旅行にも行ったりして色々と精力的に活動していた。今もやれないことはないけど、なんかこう勢いってものがなくなってしまった。

気が付けば4年が経ち、転勤で名古屋へ。全く知り合いもいないような土地だったけど、どうにかなった。東京に残ったままでは出来なかった仕事もやらせてもらえたし、いい経験だった。上司や同僚にも恵まれたと思う。女の子となにかあるようなイベントは名古屋では一切なかった。というかなにかあるような状況ではなかった。3年半くらいいたけど、同じチームの人以外からは受け入れられてなかったと思う。まぁ、余所者ですからね。

ざくっと書いたけど仕事6割、競馬3割、遊び1割って感じだった。一応、学生の頃もあったけど、仕事の印象が強すぎて学生の頃は10代の時の話みたいに記憶が追いやられている。もちろん忘れたわけではないし、大事な思い出だけど。

仕事は今年で8年目だけど、楽しいのは楽しい。今はある程度好きにやってるし、そうできるだけのスキルもあるつもり。もちろん限定的な範囲のことでだけど、そういう働き方に不満があるわけでもないので満足はしている。給料がもう少し増えるともっといいんだけどなぁ。転職もしたし、これからは今までやろうとしてこなかったことに少し手を出してみようかと思う。30代だからこそ出来るものもあるはず。

競馬は金銭的な面だけ考えれば、もう本当に知らなければ良かったと思う。でも、競馬やっていたことで職場のおじさん達と仲良くなれたし、そこから人間関係も広がった。そういう人たちと別の遊びで遊んだり飲んだりして、経験できたこともあったのでトータルで見れば悪くはないのかもしれない。30代は少しずつ違う方向に向いて熱中することがないようにしたい。

インターネット大好きおじさんなので遊びっていうのはほとんどオフのことだったりするんだけど、名古屋いるころはそうでもなかったけど、関東いる時期は今も含めてバンバンオフしてる。どこから感覚が狂ったのかは分からないけど、オフで会う人のほうが安心感や親近感みたいのを持ちやすい。別に職場の人が嫌いなわけではないけど、あえて休日に会うかって言ったらね。変な人もいるけど、やっぱり普段違う世界に住んでいる人たちだから話すだけでも面白い。若い女の子と楽しくお話するのもいいけど、やっぱり同世代か少し上くらいの人と会って話すのが、自分の中でのオフの醍醐味かなぁ。お誘いはいつでもお待ちしていますよ。

 

つまらない10年間だったと漠然と考えていたけど、こうやって書き出すとそうでもなかった。アウトプットするという行為、大事ですね。そういう目的においてブログはとても有効なツール。これからも書いていきたいし、読んでもらいたい。後悔しない10年にならないようにしたいとは言わない。もう少し余裕を持った10年になるといいと思います。そして、変化のない10年にはしたくないかな。

 

この10年間の一番の変化はブログのタイトルからお察しください。