根がティブ

30歳になって色々今まで許されてきたことが許されないような気がしてきた。もちろん数日で何かが明確に変わってくるわけではないけれど、見えない圧迫感みたいのがとても強い。

10代の万能感と20代の無敵感は失われ、もはや焦燥感しかない。達成感とか充実感とかそういうのがあってしかるべきなんだろうけど、そんな生き方をしてこなかったのであるわけもない。そういうプラスの感情は急に湧いて出てくるものでもなく、むしろ沸々と湧いてきたのが焦燥感。「このままでいいのだろうか」「何をすべきなのだろうか」「もう手遅れではないのだろうか」ここ数日はこんなことばかりが頭を過ぎる。仕事中にもふと出てくるので仕事のことで覆い被せているが、この休日でそういうわけにもいかず色々と考えてしまった。

20代の頃は「まだ20代だし」で流せていた問題が30歳という事実を前にして流せなくなっている。色々抱えている問題を一気に解決することはできないので、地道に潰していくしかないのだけど、終わる頃には40歳になっているんじゃないかと不安になる。3年前にも取り掛かれた問題なのにずっと放置してきてしまった。3年前からきちんと取り組んでいれば、今頃は解決できていた。今から取り掛かれば2年くらいで終わるだろうか。

ただ過ごす毎日の中で問題とどれだけ向かいあえるか。結局は自分の意思の問題。死んで終わらせることもできるけど、それは何だか違う気もしている。

20そこそこの時に言っていた「もうだめだ」がいかに軽く、意味のない言葉だったかを思い知る。今の「もうだめだ」は色々な背景が付きまとう。重みが違う。

月曜日が怖いんじゃない。単純に明日が来るのが怖い。時が進むことが怖く感じる日が来るとは思いもしなかった。もっと楽観的になりたい。