もうダメかもしれない人へのインタビュー

記者(以下、記)「本日はごく一部で評価されていると噂のツイッターユーザー、タニシさんに来ていただきました。初めまして、タニシさん!」

タニシ(以下、タ)「初めまして、本日は宜しくお願いします。」

記「宜しくお願いします。では、早速ですが、いくつか質問させていただきたいと思います。」

タ「はい、可能な範囲で何でも答えたいと思います。」

記「まず、ツイッターを始めたきっかけは?」

タ「きっかけですか。元々、インターネットに色々と書き込むことが好きで、ツイッターを始める前も色々やってきました。その話からしたいと思います。

一番最初は今はサービス停止してるような掲示板でハンドルネーム付けてスレッドを立ててましたね。当時は本当にただの馴れ合いのためだけにやってました。その後は2ちゃんねるを始めて、大学生の頃ですかね、ちょうど大学生活板が一番盛り上がっている時期でそこで大学スレで固定をやり始めました。大学4年間はそこにつきますね。掲示板に書き込む以外にもネットラジオとかオフ会とかも頻繁にやってました。若さ故の勢いですね。今はもう同じことは出来ないと思います。同じタイミングでmixiもやっていて、仲間内だけのコミュニティで今のツイッターみたいことをひたすら書き込んでました。書き込むことが自分の仕事だとすら思っていました。病気ですね(笑)。

そういうことを続けてきて、社会人になる数ヶ月前にツイッターを始めました。2010年の1月だったと思います。当時のツイートを見ると、大学生当時のノリが窺えます。2ちゃんの固定とかmixiのコミュニティみたいな感じのノリで書いていますね。大切な思い出ですし、消そうとは思いません。」

記「で、きっかけは(笑)?」

タ「あ、すみません。自分の中で、これといったきっかけは特にないですかね。先ほども言ったように、ずっと続けてきたことの場を変えただけの意識でした。確か2ちゃんの人にこんなのあるよみたいなに教えられて始めたのが最初だったと思います。」

記「タニシさんにとって、ネットに何かを書くことは日常的な動作だったんですね。」

タ「今もそうですけど、思いついたことを残しておきたいんですよ。たまに見返して、この時はこんなこと思っていたんだなって振り返るんです。その時を振り返るのに全く役立たないツイートもありますけど。」

記「個人的にはそういうツイートが大半を占めていると思うのですが・・・」

タ「あえてぼかして書いたり、ウソを混ぜて書いたりしてるので、意味不明な内容になったりしていますが、書いている当人は事実を知っているのでそうでもないんですよ。」

記「ウソ書いているんですか?」

タ「全くのウソを書くことはほぼないですよ。基本的には1を10にして書いている感じです。たとえば、電車で綺麗な女性に声かけられたら、『電車で美女に話しかけられて、そのままご飯行って、セックスした。』とか書くわけです。まぁ現実で美女に話しかけられることなんてまずないのですが。」

記「なるほど、そういったウソは何故書くのですか?」

タ「最初は身バレを防ぐために適当なこと書いていたんですけど、こうやって脚色したら面白いかなと思って最近は書いています。実際に面白いかは知りません。」

記「僕は好きですよ。」

タ「ありがとうございます。そう言っていただけると頑張ってツイートしようって気持ちになります。頑張るものでもないですが、やっぱり『いいね』されたり、リプライが来ると素直に嬉しいですね。人からの反応が欲しくてやってるようなところもあるので。」

記「僕もツイッターやっていますが、やっぱりそういうのは嬉しいですね。」

タ「そうでしょ?今はありがたいことに何書いても1人は『いいね』押してくれたりするので、半ばその人のために書いているような気持ちもあります。」

記「それはちょっと気持ち悪いですね。」

タ「自分でもそう思います。でも、もう抜けられないところまで来てしまっているので、今のスタイルは崩さないままで、もうこのままいくところまでいこうと思っています。」

記「そういう思い切りも大切かもしれませんね。長くなってしまいましたが、次の質問に移らさせてもらいます。フォロワーに求めることはありますか?」

ーーーーーーーーーーーーー後半へ続く